UAV powered by Laserscanne

近年測量業務は、3次元化が急速に進んできています。当社は2015年に3次元データ作成のために地上型レーザスキャナ、2016年にはUAV(Unmanned Aerial Vehicle無人航空機;通称ドローン)を導入していましたが、更にUAVとレーザスキャナの機能を合わせ持つUAV搭載型レーザスキャナを2018年に導入しました。

UAV搭載型レーザースキャナ

DJI社製Matrice600ProにTDOT PLUSを搭載し、上空よりレーザ計測を行い、高密度のレーザ照射により対象地物の形状を直接計測し3次元モデルを作成します。

UAV搭載型レーザスキャナ
UAV搭載型レーザスキャナ
TDOT PLUSのスペック
  • 製品名
    TDOT PLUS
  • 本体サイズ
    W260×H186×D150 mm
  • 本体重量
    1.8kg
  • 発射レート
    60.000パルス/秒(4エコー)
  • 距離
    受光強度≧30%~200m over
  • 視野角
    90°(±45°)
  • 測距精度
    ±4mm@50m、±20mm@150m(1σ)
  1. TDOSPLUSは、重量わずか1.8Kgのコンパクトなシステムで、DLI社製Matrice600Proに搭載した場合、約27分のロングフライトが可能になります。
  2. 照射されたレーザパルス毎に最大4つの応えを返すもので、樹木の表面から中間の幹、そして地表面と、より多くのデータを取得することが可能です。

計測事例

  • 計測箇所の上空
    計測箇所の上空
  • 飛行ルート
    飛行ルート

計測結果

  • オリジナルデータ
    オリジナルデータ
    草木等を含んだ地表面の高さのデータ
  • 断面図
    断面図
    レーザが枝、葉の隙間を通り抜け地表面を計測できていることが確認できる。
  • グランドデータ
    グランドデータ
    草木等の不要物をフィルタリング処理により除去した地表面データです。

UAV搭載型レーザスキャナの特徴

  • UAV搭載型レーザスキャナの特徴イメージ
    上空からレーザ光を照射するため樹木の影響が少なく、効率良く地表面を計測できます。
  • UAV搭載型レーザスキャナの特徴イメージ
    移動しながら計測を行うため広範囲を効率よく計測できます。計測を東西、南北と十字架に飛行することで陰影部をなくすことができます。

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